(株)オオタニ企画 大谷酒店– Author –
-
バタービールの名前に隠された“ビール”との意外な関係
先日、社員でハリーポッターのスタジオツアー東京(旧としまえん跡地)へ行ってきました。 映画の世界観が本気で作り込まれていて、気づけば「観光」ではなく「没入」していたような感覚。 そんな中で印象に残ったのが、あの有名なハリーポッターといえば... -
Vol.5:ワインで巡る世界の旅、最終章──南仏の陽光と締めの一杯「カノン・デュ・マレシャル ロゼ 2023」
東京ディズニーシーで開催されたプログラム「ワインで巡る世界の旅」。これまで私たちは、ナパのシャルドネ、スペインのオレンジワイン、南アフリカのピノ・ノワール、そして長野のメルローと、グラスを片手に“世界の味わい”を旅してきました。 いよいよ最... -
Vol.4:日本の港に帰ってきた、旅のひととき──シャトー・メルシャン 長野メルロー 2022と向き合う時間
東京ディズニーシー「ワインで巡る世界の旅」。このプログラムでは、世界各地の味わいや文化を体験することができます。 これまでに味わってきたのは──1杯目:カリフォルニア・ナパのシャルドネ2杯目:スペイン・ラ・マンチャのオレンジワイン3杯目:南ア... -
Vol.3:空を越えて、味覚で旅する──南アフリカ・ウォーカーベイのピノ・ノワールと出会うまで
東京ディズニーシーを舞台にした「ワインで巡る世界の旅」。このプログラムは、1回のセミナーで3杯のワインを味わいながら、まるで世界を旅するかのようにそれぞれの土地や文化を感じる、そんなユニークな企画です。 これまでに味わったのは──1杯目:アメ... -
Vol.2:白でも赤でもない、スペインからの航海酒──“オレンジワイン”で旅は次なる大陸へ
東京ディズニーシーの「アメリカンウォーターフロント」。そこは1912年のニューヨークを舞台にした港町で、移民たちの夢や活気、そして混沌が同居していた時代の息吹を今に伝えています。 蒸気船やトロリーが走り、古びた倉庫群が立ち並ぶこのエリアには、... -
Vol.1:旅のはじまりはナパから!ディズニーで出会ったDuckhornが語る“アメリカらしさ”の一杯
東京ディズニーシーで開催されたワインプログラムのテーマは、“ワインで巡る世界の旅”。そのスタート地点が「アメリカ」だったことに、私はある種の必然を感じました。 会場は、アメリカンウォーターフロントに停泊する豪華客船「S.S.コロンビア号」。 こ... -
Vol.0:ディズニーでワインセミナー!?酒屋夫婦が体験してきた“世界を旅するワイン講座”が面白すぎた話
去年2024年の春も、ディズニーシーでは「フード&ワイン・フェスティバル」が開催されていました。 アメリカンウォーターフロントパークには、こんな可愛らしい装飾も登場。この写真を見返すだけでも、あのときのワクワクがよみがえります。 ですが、当時... -
【第6話】“百年梅酒の樽”から始まる、新たなウイスキー物語
「梅酒の樽で、ウイスキーを熟成する。」 この話を初めて耳にしたとき、私たちは正直、驚きを隠せませんでした。焼酎やブランデーで漬ける梅酒は知っていても、その“使い終えた樽”が次なる酒を育てるなんて、想像もしなかったからです。 けれどそれは、明... -
【第5話】時間を宿す——ウイスキー樽が紡ぐ、記憶の味わい
百年梅酒には、いくつかのバリエーションがありますが、その中でも特に異彩を放つ一本が「ウイスキー樽熟成」。 使われているのは、イチローズモルト。 ウイスキー好きの方はもちろんのこと、あまり詳しくない方でも一度は名前を聞いたことがあるのではな... -
【第4話】百年、託す酒
「百年先にも、愛される梅酒を。」 そんな想いを掲げて、1998年に明利酒類が世に送り出した一本があります。 その名も、「百年梅酒」。 梅酒が“家庭の文化”として少しずつ姿を消していく中で、その記憶と味わいを、蔵の手で未来へ繋ごうとする挑戦が、ここ...